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浦沢直樹が手塚治虫の傑作『鉄腕アトム/地上最大のロボット』をリメイクした大ヒットコミック『PLUTO』が、米のイルミネーション・エンターテインメントの手で実写映画化されることがわかった。
『PLUTO』は、未来世界を舞台に、ロボット破壊事件の謎を高性能刑事ロボット・ゲジヒトが捜査していくエピソードで幕を開け、アトム、ヘラクレス、エプシロンら世界最高水準のロボットたちと、ロボットの破壊を企む“敵”との争いを描いた作品。
今回の実写化プロジェクトは、手塚プロダクションと『アイス・エイジ』や『怪盗グルーの月泥棒 3D』などヒット作を手がけるイルミネーション・エンターテインメントが連携しながら進行中で、イルミーネーション・エンターテインメントのクリス・メレダンドリ氏は「浦沢直樹は『PLUTO』で独創的なアクションと冒険に満ちた創造の世界を確立しましたが、私が本作品の権利をぜひ獲得したいと思ったのは、そのキャラクターであり心温まるストーリーゆえ」とコメント。浦沢氏は今回の映画化について「私は子どもの頃から“地上最大のロボットの巻”の大ファンでした。しかし、まさか自分がそれをリメイクして『PLUTO』を描くことになるとは思ってもみませんでしたし、それはとてつもない挑戦でした。今回、その『PLUTO』の実写映画化に挑む新たなチャレンジャーが現れました。大の手塚ファンの私は期待をこめて見守りたいと思います」と期待を寄せている。
監督、キャストや公開時期については未定だが、日本だけでなく世界各地にファンをもつ人気作の映画化だけに、今後、大きな注目を集めることになりそうだ。また、メレダンドリ氏は『怪盗グルーの月泥棒 3D』が第23回東京国際映画祭に出品されることから21日に来日が予定されており、映画祭期間中にメレダンドリ氏の口から映画『PLUTO』について新たなコメントがあるのかにも注目したい。
画像:浦沢直樹『PLUTO』
(C) Naoki Urasawa/Studio Nuts, Tezuka Productions, Takashi Nagasaki
出版元:小学館
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