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アジア最大の映画の祭典「第23回東京国際映画祭」が23日、ついに開幕した。メイン会場となる東京・六本木ヒルズ近くのけやき坂には、今や同映画祭名物となったグリーンカーペットが全長200メートル敷かれ、木村佳乃(映画祭大使)、杏(グリーンアンバサダー)を先頭に、出品作に出演するキャスト、製作スタッフらが登場。沿道に集まった数千人のファンからは大歓声が上がった。
今年はコンペティション部門に最新作『一枚のハガキ』が出品されている新藤兼人監督が車椅子に乗ってのカーペット登場を果たし、大きな話題に。同じ部門で賞を争う熊切和嘉監督の『海炭市叙景』に出演する南果歩、谷村美月らも登場した。
女優の堀北真希は、特別招待作品『白行夜』を引っさげ、共演の高良健吾、船越英一郎と登場し、妖しい美しさを放ち、同じく特別招待されている『シュレック フォーエバー』の藤原紀香はパンツルックで健康美をアピール。最新作『しあわせの雨傘』に主演する仏の大女優、カトリーヌ・ドヌーブは貫禄たっぷりの存在感で、ひと際異彩を放っていた。また、大橋のぞみ(『チェブラーシカ』)、芦田愛菜(『怪盗グルーの月泥棒3D』)といった人気子役もキュートに登場。当初カーペットに登場する予定だったビビアン・スーが、急きょ欠席する事態もあったが、国内外の女優がカーペット上で美の競演を披露してくれた。
また、ハリウッドからは巨大SNS“フェイスブック”誕生の裏側を描き、映画祭のオープンニングを飾る『ソーシャル・ネットワーク』の主演俳優、ジェシー・アイゼンバーグや、同日3Dスペシャルプレゼンテーションが行われる話題作『トロン:レガシー』のギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルドの姿も。また、コンペティション部門の審査委員長を務めるニール・ジョーダン監督(『血の血族』『クライング・ゲーム』)も登場し、約一週間の審査に気合を見せた。
世界各国の秀作が最高賞“東京サクラグランプリ”を競う「コンペティション部門」、話題の新作をひと足早く鑑賞できる「特別招待作品」、アジア映画ファン恒例の「アジアの風」、そして“エコロジー”を掲げて活動する本映画祭の目玉企画「natural TIFF」など見逃せないプログラムが目白押しだ。
「第23回東京国際映画祭」
期間:10月31日(日)まで
会場:六本木ヒルズほか都内各所で開催中
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