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台湾で本年度最高の動員記録をたたき出した映画『モンガに散る』が、12月18日(土)の日本公開を前に開催中の第23回東京国際映画祭で上映され、主演のイーサン・ルアン、マーク・チャオ、台湾の人気女優で本作ではプロデューサーを務めたリー・リエ氏とニウ・チェンザー監督が登壇した。
『モンガに散る』は、1980年代の台湾の繁華街・モンガを舞台に、ひょんなことからイジメられっ子から極道へと転身したモスキート(チャオ)、モスキートと義兄弟の契りを交わしたモンク(ルアン)らの友情と、街を巻き込んだ凄惨な抗争を描いた作品。俳優として活躍した後、TVドラマで数々のヒットを飛ばしてきたチェンザー監督の最新作は、台湾で旧正月に公開され、初日の興行収入で『アバター』を抜き去るヒットを記録した。
プロデューサーのリエ氏は本作がヒットした要因について「私が選ぶ基準は“シナリオが感動するか”どうかです。私自身が演技好きですので、そんな私が感動したものはプロデュースしたいと思います。この映画の魅力は、誰もが身近で経験したことが描かれていること。そして、俳優たちが情感あふれる演技をして監督が心血注いで表現をしたからだと思います。映画のヒットとは観客が“共鳴”するかどうかにかかっています」とコメント。また、司会者から「お互いをひとことで表現すると?」と質問されたチャオが「イーサンは“犬”ですね。忠実で楽しくて、みんなをリラックスさせる。もちろん、犬にも悪いクセもあるけどね」と回答すると、ルアンは「マークは“鷹”に似ています。目標を決めるとそこへまっしぐら。見た目もカッコいいし自由を愛する。でも、鷹にも悪いとこはいっぱいある」とジョークを交えながら返答し、会場は大きな笑いに包まれた。
「第23回東京国際映画祭」
10月31日(日)まで 六本木ヒルズほか都内各所で開催中
『モンガに散る』
12月18日(土)より シネマスクエアとうきゅうほかでロードショー
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