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堀北真希が映画『白夜行』で演じた“悪女役”への想いを語る
2010年10月26日 10時44分 [邦画]
「第23回東京国際映画祭」に登場した堀北真希

売り上げ累計約200万部の東野圭吾の代表作を映画化した『白夜行』が開催中の第23回東京国際映画祭で上映され、舞台あいさつに主演の堀北真希、高良健吾、船越英一郎と深川栄洋監督が登壇した。

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映画は、迷宮入りした質屋殺しの関係者だった雪穂(堀北)と亮司(高良)の壮絶な人生と、ふたりの周辺で起こる不可解な事件を追う刑事の笹垣(船越)を描いたミステリー。

本作で初めて“悪女”を演じ、今までとは違う一面を見せた堀北は「雪穂を自分が具現化するのはプレッシャーだったし、悪いことをするシーンを今まで演じたことがなかったので、どう近づいてったらいいのか悩んだけれど、挑戦だと思ってがんばりました」とコメント。亮司役を演じた高良も「自分をだまさなきゃいけないような役柄だったので、精神的にきつかった。監督はドSだったし」と苦笑交じりで暴露するなど、撮影の苦労をにじませた。

最後に堀北は、集まった観客に「この作品の中では人間の暗い部分や汚い部分が描かれていて、わたしたちはつらいものに真正面から向き合って、がんばってこの作品を作りました。スクリーンの中で起こることを“他人ごと”だと思わないで観てほしい」と熱く呼びかけた。

「第23回東京国際映画祭」
10月31日(日)まで 六本木ヒルズほか都内各所で開催中

『白夜行』
2011年1月29日(土)全国ロードショー

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