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「想像を絶していました」竹野内豊、過酷なジャングルでの撮影を振り返る
2010年11月09日 17時53分 [邦画]
『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』製作会見の模様

太平洋戦争中の実話を竹野内豊主演で映画化した『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』の製作報告会見が9日に都内で行われ、竹野内をはじめ、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、平山秀幸監督、USユニットを担当したチェリン・グラッグ監督と、奥田誠治エグゼクティブプロデューサー、飯沼伸之プロデューサーが登壇した。

その他、製作会見の模様

『太平洋の奇跡…』は、太平洋戦争の激戦地のひとつであるサイパン島を舞台に、米軍から“フォックス”と呼ばれ恐れられながら、戦場を生き抜き、民間人を守り抜いた大場栄大尉(竹野内)の姿を描いた作品。

映画は、一部の実景撮影を除いて全編タイで敢行されたが、竹野内は「非常に過酷で想像を絶していました。日中の体感温度は40度以上で、今までそんな中にずっといたことも走ったこともなかった」と振り返りながらも「当時の方たちがどんな想いで戦争にのぞんでいたのか、戦争を知らない私たちにはわかることもできません。ただ、現場で自分が感じる気持ちを大事に撮影に取り組んだ」と述べ、「大場大尉を演じるときの小さな手がかりがあればとサイパン島にも行きましたし、大場さんの御実家にもお邪魔して次男の方にお話を伺いました。平和な時代に生まれた私に大場さんの気持ちはわかるわけではないですが、ジャングルの中で多くのことを学ぶことができました」と真摯にコメントした。井上はそんな竹野内について「あの閉鎖された空間の中で、会うたびにみるみる痩せていく大尉が心配でなりませんでした」と語り、山田は「ジャングルで撮影し、ホテルに戻って、またジャングルで撮影し…だんだん『何のために俺はここにいるんだろう』という気持ちになってきました」と過酷な撮影を振り返った。

本作は平山監督率いる日本ユニット、グラッグ監督率いる米ユニット、尾上克郎監督率いるVFX・視覚効果ユニットの3班による大掛かりな撮影体制が敷かれたが、マクゴーウァンは「この撮影を通してフェイスブックにたくさんの友達が増えたよ。そこにはアメリカ人も、日本人も、タイ人もいるんだ。それだけの友情を結べたこし、困難な状況でもやり遂げることができた」と語り、平山監督は「私は戦争を知らない世代ですが、この映画で描かれていることを次の世代に伝えていくことは自分にとって意義のあることです」とコメントした。

映画は現在、仕上げ作業中で年内に完成し、来年2月に全国公開される。

『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』
2月11日(金)公開

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