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キーワードは“共感”。出演者が語る「ハリー・ポッターが愛される理由」
2010年11月11日 10時43分 [洋画]
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』より

全世界で圧倒的な人気を誇るファンタジー大作の最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』が19日(金)から公開される。2001年の公開以来、約10年に渡って驚異的なヒットを記録してきた本シリーズもいよいよ残り2作となったが、なぜ本シリーズは他のファンタジー作品とは比較にならないほどの人気を博してきたのだろうか? 出演者たちに聞いた。

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ホグワーツ魔法魔術学校に通う少年ハリー・ポッターが毎作、過酷な試練に立ち向かう本シリーズだが、フレッド・ウィーズリー役のジェームズ・フェルプスはシリーズの魅力を「誰もがみな、シリーズのキャラクターの中に必ず一人は、自分と結びつけて考えられる人がいるからじゃないか」と分析する。ちなみに、ルーナ・ラブグッド役のイヴァナ・リンチも同意見ようで「ハリー・ポッターでは、すべてのキャラクタ−がリアルに感じられ、私達が経験するような悩み事を抱えていたりする。とてもアットホームに感じるけれど、実際は自分のいる世界とは違うのでエキサイティングなの。どんな本でもある程度共感できなければ好きにはなれないものだしね」と語る。

ちなみに本シリーズは、魔法魔術学校を中心に物語が展開されてきたが、ネビル・ロングボトム役のマシュー・ルイスが「若者だけでなく、大人も現実逃避できるんだよ。J・K・ローリングが(魔法魔術の世界を)現実の世界と平行させて書いたというのは、素晴らしいアイディアだったと思う」と語る通り、“現役の学生”でなくても共感ポイントは多い作品だ。

そんな『ハリー・ポッター』シリーズもいよいよ残り2作。『死の秘宝』と題したエピソードが前後編で語られるが、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンによると、最終2作はこれまでにないテイストの作品になりそうだ。「はじめの頃は子供市場を意識した作風だったけど、今回の2作品は、子供的なところはなく、扱われたテーマの多くは大人的なものだし、とくにそのひとつは“死”であって、長年好き親しまれて来たキャラクターの死は、どう扱おうとしても軽く扱えるはずがない。そういう意味では、たくさんの涙を誘うとも思う」。

親しみやすいキャラクターと想像力豊かなファンタジー世界を絶妙なブレンドで描いてきた『ハリー・ポッター』シリーズはどのような結末を迎えるのか? そしてフェルトンの語る“キャラクターの死”とは誰のことを指しているのか? その答えは19日(金)の日本公開で明らかになる。

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
11月19日(金)より全国ロードショー
(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

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