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江口洋介と蒼井優がダブル主演を果たした映画『洋菓子店コアンドル』の完成披露試写会が11日に都内で行われ、江口、蒼井と深川栄洋監督が登壇した。

会場には特製ケーキも登場

映画は、街角の洋菓子店を舞台に、ある事をきっかけに8年前に突然スイーツ界から姿を消した伝説のパティシエ・十村（江口）と、恋人を追いかけて鹿児島から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ（蒼井）の出会いを軸に、人生の挫折と再生を描いたオリジナルストーリー。

映画で初の鹿児島弁に挑戦した蒼井は、「私は方言を話す役が多いのですが、鹿児島弁は長文の英語を覚えているかんじで本当に難しくて、話してるうちに福島弁みたくなってしまいました」と役作りの苦労を話し、初共演した江口について「人の話を聞かないんです。監督に質問しておきながら、次の瞬間に他の人と話してました」と撮影中のエピソードを暴露。江口は「そんなことないけどなー」と自覚のない様子だったが、映画について「可愛いケーキが出てくる反面、人間ドラマが入ってきて、まさにビター＆スイートな映画です」とコメントすると、蒼井から「ビター＆スイートっていうフレーズは、さっき受けた取材でカンペに書いてあった言葉です(笑)」とまたまた暴露されてしまい、さすがの江口も今度はタジタジな様子を見せていた。

あいさつ後、映画の完成を祝い、特大のケーキが登場すると江口と蒼井は「すごい！」と大感動。江口は「可愛く、ほろ苦い映画で、観たあとにケーキが食べたくなります。いろんな人間模様が描かれているので、そこに注目してください」とPRした。

『洋菓子店コアンドル』
2011年2月11日(金・祝) 全国ロードショー

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