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低予算ながら世界中で社会現象を巻き起こした密室ホラー『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編『パラノーマル・アクティビティ第2章／TOKYO NIGHT』が20日、公開初日を迎え、主演の中村蒼、青山倫子、長江俊和監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶に登壇した。

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本作は、アメリカから帰国したばかりの姉（青山）と弟（中村）、そして父の暮らす平凡な一軒家を舞台に、ビデオカメラに記録されていた驚愕の映像をドキュメンタリータッチで描いた作品。現在、世界30カ国での海外配給が決まっている。

主演の中村は「有名な映画の続編でしかも主演。うれしかったが、もともとホラーが苦手なので、現場は怖いんじゃないかと不安もあった。結果としてはやってよかったですね。自信作？　間違いないです」と堂々のアピール。一方の青山も実はホラー嫌いだといい「現場では神経過敏になっていて、ちょっとした物音でも『パラノーマル？』って気になってしまって」。オリジナル版がもつ特有の自然な演技や世界観が再現できるかプレッシャーもあったと告白した。

また、長江監督もハリウッド映画の続編を日本で製作するという斬新な試みに「非常に悩みましたね。試行錯誤しながら脚本を書いたが、結果的にハリウッドの緻密さにJホラーの魅力が合体した。新感覚の作品に仕上がった」と胸を張った。また、「まだ公にはできませんが、水面下で第3章をやろうと動き出している。可能性は高い」と日本版『パラノーマル・アクティビティ』の続編がありうると言及。これを聞いた中村と青山が「出番ありますか？」と自ら出演交渉する場面もあった。

アメリカでは本国版『パラノーマル・アクティビティ2』が大ヒット上映中。中村は「負けたくないです。日本のホラーはさすがにすごいと言わせたい」と対抗心をあらわにし、青山も「絶対に譲りたくない。撮影中もみんなで『ハリウッドを驚かせてやろう』って盛り上がった」と語った。

『パラノーマル・アクティビティ第2章／TOKYO NIGHT』
公開中

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