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江口洋介と蒼井優が初共演を果たした映画『洋菓子店コアンドル』のヒット祈願イベントが29日に大阪で行われ、江口、蒼井と深川栄洋監督が登壇した。

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映画は、街角の洋菓子店を舞台に、ある事をきっかけに8年前に突然スイーツ界から姿を消した伝説のパティシエ・十村（江口）と、恋人を追いかけて鹿児島から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ（蒼井）の出会いを軸に、人生の挫折と再生を描いた物語。

映画でパティシエを演じた江口は「自分の中でパティシエというイメージがなかったので、実際に職人の話をお伺いしたり、リアリティを出すために専門学校で授業をうけて、家ではブルーベリーでかわいらしくデコレーションしてました(笑)」と話し、同じく映画でケーキ作りに挑戦した蒼井は「普段からケーキを作ったりするのが好きなので今回習得しなきゃいけない技術、クリームのしぼりやチョコレートで文字を書いたりは、最初は慣れなかったのですが、途中からは心配なかったです。鹿児島弁で喋る方が大変でしたね」と撮影を振り返った。本作は深川監督が「職人さんの話を撮りたい」という想いで描き上げたオリジナルストーリーだが、蒼井を起用した理由について「今まで見たことのない優ちゃんを観てみたいと思いました。モデルがあるとしたら、“寅さん”なんじゃないかなと思ったんです。だから、“女の子版寅さん”みたいな物語になるんじゃないかなと思いました」と話した。

最後に、三人は大きなクリスマスツリーにオーナメントを飾って映画の大ヒットを祈願し、蒼井は「ケーキを食べるのと同じように、みんなの胸をふくらませてくれるような作品になっています」と作品をPRした。

『洋菓子店コアンドル』
2011年2月11日(金・祝) 全国ロードショー

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