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小栗旬が主演。パンク･オペラ『時計じかけのオレンジ』来年1月開幕
2010年12月10日 16時13分 [演劇]
会見より。写真左から、高良健吾、武田真治、小栗旬、橋本さとし、河原雅彦
会見より。写真左から、高良健吾、武田真治、小栗旬、橋本さとし、河原雅彦

小栗旬の主演舞台『時計じかけのオレンジ』の公開舞台稽古が12月9日都内で行われ、小栗は、ほかの出演者とともに、劇中のオリジナル・ナンバーを披露した。

『時計じかけのオレンジ』の公演情報

同作は、近未来のロンドンを舞台に、暴力の限りを尽くした挙句、政府の矯正プログラムの実験台にされてしまう主人公・アレックスの運命を描いたもの。スタンリー・キューブリックの同名映画でも知られる作品だ。原作の小説家アンソニー・バージェスが自ら脚本を手がけ、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにより1990年に初演。今回これを演出の河原雅彦がアレンジ、日本で初上演する。

公開稽古後の会見で、初挑戦の歌について聞かれた小栗は「下手くそ。音程がとれたことがない」と謙遜。演技については、「誰も観たことのないような舞台なので、やったことのないことばかり」「河原さんから『アレックスの中にあるショーマンシップを意識してほしい』と言われた。そこが一番難しいところ」と稽古に格闘中の心境を語った。対して、河原は「アレックスというダーティーな役を受けて立つ。その小栗君の男意気にひかれた。簡単な作品ではないけど、ともに闘っていけるパートナーです」と太鼓判。「楽しくて、刺激的な舞台。こんな演劇見たことないという作品になると思う」と舞台をアピールした。

公演は、1月2日(日)から30日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて。その後、2月9日(水)から2月15日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールなど、全国で公演を予定。なお、チケットぴあでは、12月11日(土)より東京公演の立見券を追加発売。

チケットぴあ

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