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雑誌「ぴあ」調査による12月10日、11日公開の映画の満足度ランキングは、通算40本目となるウディ・アレン監督の新作『人生万歳！』がトップに輝いた。2位にリドリー・スコット監督とラッセル・クロウがタッグを組み伝説のヒーローを描いた超大作『ロビン・フッド』が、3位にスティーヴン・セガール主演、“沈黙”シリーズの最新作『沈黙の復讐』が入った。

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1位の『人生万歳！』は、ウディ・アレン監督が久々に舞台をNYに移して描いた偏屈な中年男性と家出娘のラブコメディ。出口調査では「いつもながらのシニカルで悲観的なウディ作品。大人の笑いで非常に楽しませてくれた」「人生で大切なことを直接あらわしていて、彼の作品の中でもわかりやすい」「お互いを否定しない主人公と恋人の関係がステキ。私もこういう友人がほしいと思った」など、アレン作品のファンと話す観客からも絶賛の声が上がり、若者から年配者まで世代を超えて高い満足度を集めた。

2位の『ロビン・フッド』は、いくども映画化されてきた伝説の義賊ロビン・フッドの知られざる肖像とその生き様を描いたスペクタクル巨編。観客からは「上に立つ者がたとえ優れていなくても、国民の力で成功を収めるというストーリー展開は観ていて気持ちがよかった」「おごらずに自由を求める主人公の姿は模範的で、彼を慕う仲間とのユーモアのある会話も面白い」「史実に忠実できちんとした骨組みがなされていて、ラッセル・クロウはハマリ役」など男性だけでなく女性からも好評だった。

(本ランキングは、2010年12月10日(金)、11日(土)に公開された新作映画5本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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