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ジブリ最新作は宮崎吾朗監督『コクリコ坂から』に
2010年12月16日 00時00分 [邦画]
『コクリコ坂から』のポスターは宮崎駿氏が手がけた (C)2011 高橋千鶴・佐山哲郎・ GNDHDDT

スタジオ・ジブリの最新作の製作報告会見が15日に東宝本社で行われ、鈴木敏夫プロデューサーが登壇。宮崎駿氏が企画を、宮崎吾朗氏が監督を務める『コクリコ坂から』が来夏に公開されることが発表された。

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『コクリコ坂から』は、80年代に雑誌「なかよし」に連載されていた佐山哲郎・原作、高橋千鶴・作画の同名コミックが原作。映画化に際し物語の時代を東京オリンピックを目前に控えた1963年に変更し、横浜にある港の見える丘に立つ学校を舞台に、古くなったクラブハウスの建て替えに反対する少年・俊、父を海で亡くした少女・海らを主人公にした物語を描く。

会見で鈴木氏は「ある時、宮崎さんから“ジブリの中長期経営計画”というのを見せられまして、まず最初の3年で2本の映画をつくり、若い人にチャンスを与える。その後に超大作を作ることにしました。本作は『借りぐらしアリエッティ』に続く2本目の映画です」と説明。『ゲド戦記』で監督デビューを果たした吾朗監督について「宮崎駿監督からは『映画監督は2本目が大事。そこで本当の評価が出る。ダメだったら解任だってありうる』と言われました」と振り返るも「現在、絵コンテの最終段階にありますが、彼はこの作品でずいぶんと成長したと思う」と述べた。

また、『崖の上のポニョ』の作画監督を務めた近藤勝也氏がキャラクター・デザインを手がけ、30歳代の複数の美術監督が合議制で作業を進めるなど、スタッフも積極的に若手を起用する方針で、音楽を武部聡志が、主題歌を手島葵が担当することも合わせて発表された。

鈴木氏が「順調に作業は遅れています」と笑みを浮かべる映画『コクリコ坂から』は、来夏に全国公開される。

『コクリコ坂から』
2011年夏、全国東宝系ロードショー

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