あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

映 画

大作『トロン:レガシー』に新人監督が起用された理由とは? プロデューサーが語る。
2010年12月16日 10時10分 [洋画]
インタビューに応じたショーン・ベイリー氏

映画『トロン:レガシー』が17日(金)から日本公開されるのを前にプロデューサーのショーン・ベイリー氏がインタビューに応じた。

その他の写真

『トロン:レガシー』は、主人公サムが20年前に突如として姿を消した父であり、エンコム社のCEOであるケヴィン・フリンの消息を追って、父が創造した新世界へと足を踏み入れる物語。1982年公開の映画『トロン』をオリジンとしながらも、独立した1本の作品として製作された。

斬新なビジュアルと、最新鋭の3Dカメラを駆使した立体映像、そして“人間がコンピュータの世界に入り込む”という物語。『トロン:レガシー』は、人気原作の映画化や、シリーズ映画のような保守的なハリウッド大作の真逆をいく“野心的”な作品に仕上がった。「確かに大胆なプロジェクトでしたが、不安はありませんでした。オリジナルの『トロン』だって当時は非常に大胆だったわけですから、僕たちも2010年にできる“最大に大胆なプロジェクト”に挑みました」と語るベイリー氏は、「現在のハリウッドは保守的な作品が多いのは確か」としながらも「その中でも野心的な試みをしている人たちはいます。『マトリックス』や『ダークナイト』『アバター』は野心的な映画でした。僕はそういう作品が好きなんです」と語る。

そんなベイリー氏が本作の監督に抜擢したのは、CM界で数々の話題作を生み出すも、映画を1本も撮ったことのないジョセフ・コジンスキー監督。ここでも大胆な選択がなされたようだが、ベイリー氏は「このプロジェクトには“あえて”新しい人を選びたかった」という。「コジンスキーはデジタル映像とライヴアクションの両方を掌握できる新世代の才能です。新しいビジョンを映像化するのだから、古い手法しかできない人や保守的な人は必要ありません。私たちが求めていたのは、次世代のパイオニアになれる才能でした」。

ちなみに本作には“レガシー(遺産/受け継いだもの)”という言葉が冠されている。「このタイトルをつけたのは監督です。この映画は、父から子へと受け継がれる物語ですし、私たちは1982年の『トロン』の“マインド”を継承したいと思いました。この野心的な映画を観た若い世代がさらにここから何かを受け継いで、新しい映画を生み出してくれたら最高ですし、観客の反応によっては私たちもさらにトロンの世界を描くことになるかもしれません」。

『トロン:レガシー』
12月17日(金)全世界同時公開
(C) Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

チケットぴあ

映画のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る