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クリスティーナ・アギレラの映画初出演にして初主演作『バーレスク』のイベントつき試写会が15日に都内で行われ、映画評論家のおすぎ、ファッション評論家のピーコとエッセイストで女装タレントのマツコ・デラックスが登壇した。
映画『バーレスク』は、セクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテイメントクラブ“バーレスク”での、ひとりの女性の成長を描いた作品。
イベントの冒頭で、おすぎは「素晴らしく楽しい映画で、お正月にこういう映画が来るのは久しぶり。クリスティーナ・アギレラってこんな素晴らしいパフォーマンスができる人なんだ、という驚きがある」、ピーコは「20年代のメイクだけでなく60年代のファッションも現代の楽曲もすべてがひとつの世界の中に入っている」と作品を紹介。その後、ふたりの呼び込みでマツコが登壇すると、ピーコは「私はずっと“マツコは絶対にスターになる!”って呪文のようにとなえてたら突然ゴジラのようにテレビに出るようになって。本当、スターね。スターはこういう映画を観るとどうなんですか?」と質問。マツコは「いじわるな双子ね」と苦々しい表情を浮かべながら「私は映画界とファッション界には足を踏み入れないって決めてるの。おふたりが亡くなる日までその場は汚さないって」と語り、「この映画は本当の良さが女性にわかるかしら。これはオカマがオカマのために作った映画としか思えない! ピーコさんはメイクやファッションに造詣が深いから、あれが20年代のメイクだっておっしゃってたけど、私はよくわからなかったから、いっぱいニューハーフが踊ってると思ってたのよ」と力説し、観客の笑いを誘った。
この日はおすぎとピーコを前に、マツコの毒舌も控えめで、ついにはピーコから「あなたかわいこぶるのはやめなさい。かわいこぶるマツコなんか見たくもない」とツッコまれる始末。マツコは「だって、ここに噛み付こうと思ったらどんだけリスクおかさなきゃいけないのよ! こういってるけど、スゴい応援してくれてたのよ」と反撃するも、ふたりから「もう応援しない!」「最近、あなたキレイになったわ」とたたみかけられ、タジタジになるひと幕も。しかし、話題がアギレラのことになると、マツコは「アギレラを応援してる人のひとり。彼女は実力もあるし、顔も可愛いのに常に『惜しい』って言われていて、わかりすい形での“トップ”に立っていない。でも、アギレラは本当にいい! この映画でアギレラが正当な評価を受けてほしい」と真摯にコメント。おすぎとピーコも口をそろえて「彼女は素晴らしい!」とアギレラの演技を絶賛した。
『バーレスク』
12月18日(土)丸の内ルーブルほか全国ロードショー
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