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前世では夫婦だった? 佐々木蔵之介と大杉漣が舞台で共演。
2010年12月20日 16時44分 [演劇]
舞台『抜け穴の会議室 〜Room No.002〜』
舞台『抜け穴の会議室 〜Room No.002〜』

佐々木蔵之介と大杉漣が主演するふたり芝居『抜け穴の会議室 〜Room No.002〜』が12月18日、東京・PARCO劇場で開幕した。同作は、佐々木が主宰する演劇ユニット“チーム申”が企画するもので、今回が第4回公演。劇団イキウメの主宰、前川知大の作・演出を得て2007年に初演した舞台を、共演に大杉漣を迎えてあらたに上演する。

『抜け穴の会議室 〜Room No.002〜』のチケット情報

物語のテーマは、輪廻転生。生と死のはざまにある部屋で、魂だけの存在となったふたりが出会う。ふたりは前世の記憶が詳細に記された書物から、因縁浅からぬ関係であることを知る。前世では友人同士で、医者と病気の娘を持つ父親。前々生では親子で、さらにさかのぼれば夫婦であったこともあるらしい。本を通じて、様々な過去へと旅を繰り返すうちに親しくなっていくふたり。ところが親子の時代に起こったある“事件”の真相が明らかになると、ふたりの関係は危うくなっていく。

舞台初日前日に行われた会見で、佐々木が「映像ではしぶくてカッコイイ漣さんですが、本当はうれしがりで、やんちゃな人。舞台ではそんな漣さんを観ていただけると思う」と語ったように、ふたりの演技はテンポよく軽妙そのもの。そんなコミカルなやりとりの中に、“生きることの意味”を静かに問いかけてくる、前川知大の作劇も見事。加えて美しい照明と、輪廻を表す“無限階段状の”装置と白い壁だけのシンプルな美術もすばらしく、静かな余韻を舞台に与えていた。

公演は12月31日(金)まで。なお、チケットぴあでは、東京公演の当日券を予約専用ダイヤル(TEL:0570-00-0062)で受付中。

チケットぴあ

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