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江口洋介と蒼井優が初共演を果たした映画『洋菓子店コアンドル』が来年2月から全国公開されるのを前に、早くも各界から本作を絶賛するコメントが寄せられている。

『洋菓子店コアンドル』場面写真

映画は、街角の洋菓子店を舞台に、8年前に突然スイーツ界から姿を消した伝説のパティシエ・十村（江口）と、恋人を追いかけて鹿児島から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ（蒼井）の出会いを軸に、人生の挫折と再生を描いたオリジナルストーリー。

スイーツ作りにすべてをかけてきたがゆえに大きなものを失った男と、ひょんなきっかけからスイーツ作りに目覚めていく女性を主人公にした作品だけあり、人気パティシエの鎧塚俊彦氏は「パティシエの苦悩と喜びをうまく表現していただいています。思わず感情移入して涕泣してしまいました」と語り、料理家のケンタロウ氏も「“おいしいものは人を幸せにする”ということが、まっすぐ描かれていてうれしくなった」と絶賛のコメントを寄せている。

ほかにも、本作を手がけた深川栄洋監督の『半分の月がのぼる空』に出演した俳優の大泉洋は「何故あそこまでひとつの洋菓子店を舞台に人々のせつなくも一生懸命な生き様が描けるのか。この映画の感動が、コアンドルのケーキの味を十分に想像させてくれる。最高のスタッフと最高のキャストが造り出した紛れも無い傑作だと思う」、女優のともさかりえは「甘いことばかりじゃないけど、人生。諦めずに生きることの難しさ。分かっているからこそ温かくなる」と感想を述べている。

本作には、美麗な映像で映し出されたスイーツが数多く登場するのはもちろん、江口、蒼井ら出演者たちが撮影前に入念な準備を重ねたことで、美味しいスイーツの裏に潜むパティシエたちの苦難や迷い、修練の厳しさが描かれており、実際に料理の現場にたずさわるプロたちからも、映画の現場で活躍する俳優たちからも好評を集めているようだ。

『洋菓子店コアンドル』
2011年2月11日(金・祝) 全国ロードショー

(C)2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会

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