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雑誌「ぴあ」調査による12月23日、25日公開の映画の満足度ランキングは、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督の最新作『エリックを探して』がトップに輝いた。2位に2004年にTV放映されたアニメの劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』が、3位にアフリカで生まれ世界的なトップモデルとなったワリス・ディリーの自伝本を映画化した『デザート・フラワー』が入った。

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1位の『エリックを探して』は、イングランドのビッククラブ、マンチェスター・ユナイテッドを愛するうだつの上がらない主人公の悲喜こもごもを描いた人間ドラマ。出口調査では「小さな夢と大きな愛情にあふれた作品。本人役で出てくるエリック・カントナの演技は飾り気がなく笑えた」「社会性の強い作品だが、コメディ作品としても成り立っている」「主人公の人生にカントナのサッカー人生をダブらせて描いているのがよい」など、30代を中心に幅広い世代から高い満足度を集めた。

2位の『蒼穹のファフナー…』は、近未来の地球を舞台に宇宙からの侵略者と戦う少年少女の活躍を描いたアニメーション。観客からは「ストーリーは複雑だが命と真剣に向き合う主人公たちの姿がいい」「TV版のストーリーを崩さず更に面白く作り込まれている」など、ファンから好評で、「TV版の終わり方に不満を持っている人はぜひ映画版を観てほしい」という声も上がっていた。

(本ランキングは、2010年12月23日(木)、25日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

(C)Canto Bros. Productions, Sixteen Films Ltd, Why Not Productions SA, Wild Bunch SA, Channel Four Television Corporation,France 2 Cinema, BIM Distribuzione, Les Films du Fleuve, RTBF (Television belge), Tornasol Films MMIX
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(C)Desert Flower Filmproductions GmbH

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