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ベン・アフレックが監督と主演を務めた映画『ザ・タウン』が来年2月から公開されるのを前に、自身も監督であり俳優でもあるクリント・イーストウッド氏からの本作への応援メッセージが公開された。
『ザ・タウン』は、全米有数の犯罪多発地域といわれている米ボストンのチャールズタウンを舞台に、強盗稼業を営む男が、ひとりの女性との出会いを機に、街を抜け出し、人生の次なる一歩を踏み出そうともがく姿をスリリングな展開で描き出した人間ドラマ。
俳優として『アルマゲドン』や『トータル・フィアーズ』などの大作映画に出演しながら、マット・デイモンと脚本を共同執筆した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』ではアカデミー脚本賞を受賞し、その後も初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(日本未公開/DVDのみリリース)が高評価を受けているアフレック監督だが、イーストウッド氏はアフレック監督について「すでに2本の長編を監督し、とても良い仕事をしていると思うし、彼が“監督業をやりたい”という意志を持っていることが素晴らしい」とコメント。
セルジオ・レオーネやドン・シーゲルなど優れた映画作家たちの下で俳優として活躍していたイースウッド氏が、初めて映画監督を務めたのは1971年の『恐怖のメロディ』。イーストウッド氏は「40歳から監督をしているが、始めた理由のひとつに『俳優業は歳を取っても続けられる職業ではない』と感じていたという事がある。監督になればカメラの前に立った自分がどう見えるか気にせずに済むと思ったんだよ。そして、私の場合、いざ監督を始めたらその仕事が楽しくなってしまった」と振り返る。無論、イーストウッド氏の予想は外れ、2008年には78歳で『グラン・トリノ』に主演。監督だけでなく俳優としても世界各地の観客を魅了した。
イーストウッド氏が「ベンも監督業を楽しんでいるようだから、私も応援しているよ」とエールをおくるアフレックが今後、俳優として監督してどのような作品を発表し、どのような評価を得ていくかは未知数だが、まずは日本初の監督作公開となる『ザ・タウン』に注目が集まりそうだ。
『ザ・タウン』
2011年2月5日(土)より 丸の内ルーブル、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
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