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音楽家・前野健太が2009年の元旦に東京・吉祥寺の街を歌い歩く様を74分ワンカットで追った映画『ライブテープ』が、29日(土)から2月4日(金)まで吉祥寺バウスシアターで再々上映される。

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『ライブテープ』は、松江哲明監督と仲間たちが2009年の元旦に吉祥寺の街に集結し、武蔵野八幡宮で突然ギターをかき鳴らした前野が、吉祥寺の街を“弾き語り歩き”しながらバンドの待つ井の頭公園へと向かう姿を74分ワンカットで捉えた作品。『海炭市叙景』の近藤龍人氏が撮影を、『SR サイタマノラッパー』の山本タカアキ氏が録音を担当したほか、女優の長澤つぐみが作品の冒頭に“参拝出演”している。

一般公開前に東京国際映画祭の“ある視点部門”で作品賞を受賞した本作は、東京・吉祥寺をはじめ全国で上映された後も、世界各国の映画祭に招待され、『これでいーのかしら　怒る西行』との同時MIX上映や、ファンの声で実現した『SR サイタマノラッパー』との2本立て上映など、繰り返し上映が行われ、その度に新しい観客の支持を集めてきた。映画の生まれた地である吉祥寺での上映は昨年 5月以来で、新春気分の残る1月末の上映だけに今回も多くの観客が足を運ぶことが予想される。

また、松江監督は前野のライブを1年以上に渡って撮り続け、約100時間の映像の中から作り上げたDVD『DV』を2月13日(日)にリリースし、2月5 日(土)から1週間に渡って東京・幡ヶ谷のライブスペースforestlimitで、本作の60分版の上映とゲストによるライブをあわせた“対バン上映” を実施する。

『ライブテープ』
1月29日(土)から2月4日(金)まで吉祥寺バウスシアターで上映

DVD『DV』
2月13日(日)リリース
※2月5日(土)から東京・中野レコミンツで先行販売
※2月5日(土)から幡ヶ谷forestlimitにて映像VS生演奏の上映イベントあり

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