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雑誌「ぴあ」調査による1月7日、8日公開の映画の満足度ランキングは、2001年にアメリカ北東部で起こった鉄道事故を基にした『アンストッパブル』がトップに輝いた。2位にカトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎えたフランソワ・オゾン監督の新作『しあわせの雨傘』が、3位に沖縄市在住の中学生、仲村颯悟監督による長篇デビュー作『やぎの冒険』が入った。

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1位の『アンストッパブル』は、危険物を積んだまま暴走を始めた貨物列車を止めるべくベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)と新米車掌のウィル(クリス・パイン)が命がけの作戦に挑む姿を描いたアクション・サスペンス。出口調査では「手に汗にぎるシーンが多く、切実でシビアな背景があるストーリーは現代らしくてよい」「まるで自分が暴走列車に乗っているかのようだった。短い時間の中で列車のスピード感と人間ドラマを上手く描いている」など高い満足度を獲得。スリリングな展開と深い人間ドラマの両方に高評価を与える観客が多く、世代をこえた支持が集まっている。

2位の『しあわせの雨傘』は、夫が倒れたことから雨傘工場の運営をすることになってしまったブルジョワ主婦の奮闘を描いた作品。観客からは「カトリーヌ・ドヌーヴの華やかさは健在。脇役も豪華でよい距離感を保って彼女をサポートしていた」「夫の束縛から解放され活き活きとする妻の姿に同じ女性として共感」「ありがちなストーリーかと思いきや、途中からねじれていき一本とられた」などの感想が寄せられ、特に女性から強い支持を集めた。

(本ランキングは、2011年1月7日(金)、8日(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

(C)2010 Twentieth Century Fox
(C)Mandarin Cinema 2010

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