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阪神・淡路大震災をテーマにした『その街のこども 劇場版』に高い満足度
2011年01月17日 14時49分 [映画その他]
『その街のこども 劇場版』より

雑誌「ぴあ」調査による1月14日、15日公開の映画の満足度ランキングは、震災から受けた心の傷と向き合おうとする若者を描いた『その街のこども 劇場版』がトップに輝いた。2位に歌舞伎座を捉えたドキュメンタリー『わが心の歌舞伎座』が、3位に草なぎ剛主演の『僕と妻の1778の物語』が入った。

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1位の『その街のこども 劇場版』は、2010年にNHKで放送され反響を呼んだドラマを再編集し映画化した作品。実際に阪神・淡路大震災を体験した森山未來と佐藤江梨子の主演で、震災時にこどもだった者たちの“現在”を描いた作品。出口調査では「震災の大きさや重さ、犠牲になった人の気持ちがわかり、生きていくことの素晴らしさを感じた」「主演ふたりは被災者なのでつらかったと思うが、本当に素晴らしい演技だった」など、観客の反響は大きく、神戸の被災者だと話す女性は「10年以上を経て今このタイミングで悲しみや苦しみを乗り越えようとしている人たちの姿を知ることができてよかった」とコメントした。

2位の『わが心の歌舞伎座』は、昨年4月に休場し2013年の完成を目指し建て替えが行なわれている旧・歌舞伎座の姿に迫った作品で、さよなら公演の模様や役者の小屋への想い、稽古風景や楽屋などを記録した作品。観客からは「歌舞伎座の歴史を時代を追ってうまくまとめている。役者たちがどれだけ歌舞伎座を愛しているのかが伝わってきた」「歌舞伎座は無くなるわけではないけれど、ひとつの時代の終わりを感じ感慨深い」と年配者を中心に歌舞伎座を愛する人たちから熱く支持された。

(本ランキングは、2011年1月14日(金)、15日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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