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１月22日（土）から公開される『デュー・デート〜出産まであと５日！史上最悪のアメリカ横断〜』に主演しているコメディ俳優、ザック・ガリフィアナキスが、今勢いに乗っている。

『デュー・デート』場面写真より

２年前の夏、『ハングオーバー！消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のヒゲ男、アラン役で突然有名になった彼は、その後も『スパイアニマル　Gフォース』『奇人たちの晩餐会 USA』（日本未公開）『It’s Kind of a Funny Story』（日本未公開）に出演するなど、ラブコールがやまない状態なのだ。

ブレイクしたのは最近だが、現在41歳のガリフィアナキスのキャリアは長い。ノース・カロライナ大学を中退し、ニューヨークに移住した彼は、タイムズスクエア近くのハンバーガー店で、コメディのパフォーマンスを始める。その後、アメリカ各地のコーヒーショップや大学でスタンドアップコメディのショーを行う一方、『ベガスの恋に勝つルール』などの映画にも出演するようになった。

そんな彼にとって、世界的スター、ロバート・ダウニーJr.と並んで主役を張る『デュー・デート』は、キャリア上の節目になる作品。クセ毛でヒゲ顔、常に犬を抱いている奇妙な男イーサンのキャラクターには、ガリフィアナキス自身のアイデアがたっぷり生かされている。「たとえばあの髪型は、僕が思いついた。パーマをかけたんだが、僕の髪はパーマがかかりづらくて、撮影中２回かけ直したんだ。しかも実を言うと僕は犬にアレルギーがあってね。今回も一度、犬の毛が目に入って、目が腫れたことがあったよ」

今夏には『ハングオーバー２』が北米公開されるなど、この後も期待作が続々。だが、注目を浴びるようになっても、地に足をしっかりつけているのが彼。インタビューでも、「20代だったら別だけど、僕ももう40歳を過ぎているからね。それに、自分の生活をハリウッド俳優らしく変えるつもりはないさ」と語っている。ファンが愛する飾らない人柄は、きっとこれからも変わらないはずだ。

『デュー・デート〜出産まであと５日！史上最悪のアメリカ横断〜』
１月22日（土）全国公開

(C)2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.取材・文：猿渡由紀

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