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今年のアカデミー賞は『英国王のスピーチ』と『ソーシャル・ネットワーク』の一騎打ち!?
2011年01月24日 15時35分 [洋画]
『英国王のスピーチ』場面写真より

第68回ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞(コリン・ファース)に輝いた『英国王のスピーチ』が、第22回アメリカ製作者組合賞(PGA賞)において最優秀作品賞を受賞した。過去に同賞を受賞した10本のうち6本がアカデミー賞作品賞を手にしていることもあり、同賞はアカデミー賞を占う前哨戦としても注目されている重要な賞レース。ゴールデン・グローブ賞で作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞の4冠に輝いたデヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』がPGA賞も受賞するのではないかと予想されていただけに、大逆転となった『英国王のスピーチ』の受賞によって、同作が第83回アカデミー賞の最優秀作品賞獲得に一歩近づいたと言える。

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『英国王のスピーチ』は吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らのコンプレックスを克服し、国民から信頼される強くて優しい王になるまでを描いた真実の物語。ジョージ6世を演じ、みごとゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞したコリン・ファースの演技もさることながら、ジョージを支えた型破りのセラピスト、ライオネル役のジェフリー・ラッシュとの絶妙なコンビネーションも素晴らしい。24日現在、世界の映画賞で38の賞を受賞(TOP10選出も含む)している本作は、一見、お堅い歴史映画と見受けられがちだが、実はコメディ要素満載なのも見どころだ。

また、アカデミー賞において『英国王のスピーチ』と一騎討ちになるのではないかと予想されている『ソーシャル・ネットワーク』も実在する人物マーク・ザッカーバーグが主人公。世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス"フェイスブック"を作った男がたどるドラマティックな人生を完璧なセリフ劇として描いた、デヴィッド・フィンチャー監督の意欲作だ。しかし、フィンチャー監督といえば、2年前の第81回アカデミー賞で『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』が13部門ノミネートされながらも作品賞を逃すという苦い経験があるだけに、今回の『ソーシャル・ネットワーク』がどう評価されるのか気になるところ。

各種批評家賞を総なめにしている『ソーシャル・ネットワーク』とPGA賞を受賞した『英国王のスピーチ』──ゴールデン・グローブ賞でそれぞれ4冠と1冠に輝くこの2作が、第83回アカデミー賞(授賞式は日本時間の2月28日を予定)でどんな白熱した戦いを見せてくれるのか楽しみだ。

『英国王のスピーチ』
2月26日(土)TOHOシネマズ シャンテ、ル・シネマ他全国ロードショー

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