タレントweeker

甲斐バンドが、1月23日、Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、「LIVE at the PLEASURE　PLEASURE」を開催した。

この公演は、甲斐バンドがデビュー前に拠点としていた博多の伝説のライブハウス「照和」にデビュー35周年記念として出演した様子を追った映画「照和 My Little Town」と連動したスペシャル・ライブ。レイトショーとしては驚異的な5週にわたるロングランとなった「照和」の上映期間の締めとなる1月21日から23日に、上映中のシネセゾン渋谷に隣接されたライブハウスで開催された。

「“照和”のアコースティック・ヴァージョンのステージを“激しく”再現する」という趣旨のもと、甲斐よしひろのギター弾き語りで幕は開き、松藤英男を迎え入れて数曲、さらに田中一郎が加わって、甲斐バンドの初期のナンバーや影響を受けたカバー曲を想いのこもったパフォーマンスで披露した。

あまりの至近距離に緊張の空気が漂う客席を巧みにほぐしながら、最後はスタンディング、大合唱、拳が突き上がる熱狂の宴に変えてしまった。「みんなはこのライブが終わったら（隣で上映の）映画へ、オレはアジアカップを観るけど」と笑わせながら、原点を忘れず、常に前に進み続けてきた甲斐よしひろが渾身のボーカルで魅せた。

この日の模様が、1月28日(金)よりAmazonにて限定配信される。配信楽曲については、1月25日(火)に公式サイトにて発表予定。そして、甲斐よしひろのソロとしては3年ぶりとなるコンサート・ツアーの詳細が発表された。6月25日(土)神奈川・横浜BLITZより全国11会場にて14公演行う。