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福岡という地域にこだわり、その歴史を掘り起こし、タイムリーな街の物語を笑って泣けるエンターテインメントに仕立てるギンギラ太陽’s。彼らの作品には「人間」は一切出てこず、「建物」や「乗り物」を始めとした「モノ」を擬人化することで物語は綴られる。役者は「かぶりモノ」を被り、早替りでひとり何役も演じるのが特徴だ。今や全国のその名を響かせる彼らが、2月に福岡・キャナルシティ劇場に登場。上演を前に、1月21日に公開稽古と取材会を開催。主宰の大塚ムネトが舞台の見どころなどを語った。
公演場所であるキャナルシティ劇場は、以前、劇団四季専用の劇場として多くの観客を集めた場所。現在は多彩な演目を上演できる劇場として生まれ変わり、オープニングプログラムのひとつとして、ギンギラ太陽'sが登場することとなった。「劇団四季が、上質な作品を上演してきた伝統、空気をつくってきた大切な場所だという思いはありますね。その品格を汚すことなく、ギンギラらしくしっかりお客様に楽しんでもらえる作品にせねばと、嬉しさと共に使命感も。また、キャナルシティという場所は天神と博多を繋ぐ中間点。ここで天神と博多の両方が出てくる物語を上演できることにご縁を感じます」
今回の作品は、『地下鉄軍団大逆襲-2011年最新改訂版-「地上最大の作戦」』と銘打ち、10年前に初演した物語を最新版に改訂して上演する。「地下鉄1号線の新人が福岡に配属されてくることから物語はスタート。1号線や3号線の事情を入れながら、地上で起こっているJR新博多駅開業を取り巻く街の変化を描きます。天神と博多の戦いだけでなく、ネット通販などの最新の流通事情も取り入れながら、大いに笑っていただける作品になりました。あまりに新しい街ネタが多くて、かなり新作に近い出来。改訂版と謳わず初めから“新作公演”と言っておけばよかったかも(笑)」と作品への自信を垣間見せる。
観終わった後、街の風景をより身近に感じることができる不思議な魅力に満ちた舞台は、1度観たら病みつきになりそう。恒例となった、開演前の記念写真大会も、1階、2階席の全てを対象に実施予定。早めに劇場に入って「かぶりモノ」との撮影もぜひ。
公演は2月19日(土)・20日(日)に福岡・キャナルシティ劇場にて。チケットは発売中。
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