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孤独をテーマにした映画『369のメトシエラ』に高い満足度
2011年01月31日 18時14分 [邦画]
『369のメトシエラ』

雑誌「ぴあ」調査による1月29日公開の映画の満足度ランキングは、都会で暮らす人々の失われた絆の再生をテーマに描いた『369のメトシエラ』がトップに輝いた。2位に園子温監督の最新作『冷たい熱帯魚』が、3位にブルース・ウィリス主演最新作『RED/レッド』が入った。

上位作品の写真

1位の『369のメトシエラ』は、人と関わりを持たずに生活していた主人公が隣室の老女と出会うことで、変わっていく姿を描いた人間ドラマ。“メトシエラ”とは旧約聖書に登場する最も長寿であった人物。キリスト教やユダヤ教文化で、長命な者のたとえに使われる。観客からは「現代人の孤独を汚い、寂しい、怖いものではなく、キレイに映像化していて胸がジーンとなった」「日常の中に隠されているファンタジーを観ることができた」「ひとりひとりのたとえようのない孤独を紡いでいくような作品」「目を背けがちになる社会の問題点を描いていて、敢えて向き合って考えるべきだと思った」などの声が上がり、10代から70代までの幅広い世代から支持された。

2位の『冷たい熱帯魚』は、熱帯魚屋を営む主人公が猟奇殺人事件に巻き込まれ破滅へと向かっていく様を過激な描写で描いた作品。アンケート調査では「監督の映画にかける姿勢は純粋で、気合と意気込みを感じた」「ストーリーは過激で残酷だが、誰もが心の奥底に抱くであろう感情を引き剥がして描いているので不快感を感じなかった」などの声があがり、「暴力描写は多いが、場内は爆笑の連続だった」と話す観客もいて、R−18指定を受けた本作のショッキングな描写に対しても観客の反応は肯定的なようだ。ちなみに、本作は公開初日から本日まで立ち見の回が続出。今後、どこまで動員を伸ばすかにも注目だ。

(本ランキングは、2011年1月29日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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