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今週末に公開されるベン・アフレックが監督と主演を務めた映画『ザ・タウン』の男性限定試写会が2日に都内で開催され、ゲストに竹内力が登場した。

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『ザ・タウン』は、全米有数の犯罪多発地域といわれている米ボストンのチャールズタウンを舞台に、強盗稼業を営む男が、ひとりの女性との出会いを機に街を抜け出し、人生の次なる一歩を踏み出そうともがく姿をスリリングな展開で描き出した作品。

男性がギッシリと詰まった観客を前に「男性ばかりの作品を作っているので、全くもってむさ苦しくありません！」と豪快にあいさつした竹内は、映画について「非常に驚き、ため息が出ました。日本映画も頑張らなきゃマズイだろう！と感じた」と語り、「かなり練り込んだ脚本で、映画は台本がよくなくては全くもってダメ。監督や主演俳優がよくても、台本がよくなければいい作品にはならない。ベン・アフレックは脚本家としても完璧。こういった映画を自分も先々作りたい」と宣言した。

また主人公の人間像について「地味で渋いヒーロー像で、軽さがない。ズッシリと重い感じの主人公像は近年になく感銘を受けた」と話し、「人生にはプライドやポリシーを捨ててでも、前に進むために、自分を曲げなければいけないときがある。ベン・アフレックという男は本当に素晴らしい才能を持っている。どうぞ期待して観てください。期待以上のものが観られます」と作品を絶賛した。

『ザ・タウン』
2011年2月5日(土)より 丸の内ルーブル、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES.

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