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『ハイキック・ガール!』で華麗なアクションを見せた武田梨奈が主演を務める映画『KG カラテガール』が5日(土)から公開されるのを前に主演の武田がインタビューに応じた。
『KG カラテガール』は、横浜を舞台に、謎の集団によって家族を殺された高校生・彩夏が、復讐のため壮絶な闘いに身を投じる姿を描いたアクション作品。
16歳の時にプロデューサーで脚本家の西冬彦氏に道場でスカウトされ、女優デビューを果たした武田は、前作『ハイキック…』で誰もが驚く身体能力の高さと、鍛え抜かれたワザで“本物のアクション”を披露し、映画ファン、格闘ファンの度肝を抜いた。しかし、彼女は「ずっと女優になることに憧れていた」と話す。「昔からドラマの『3年B組金八先生』を繰り返し観るほど好きで、武田鉄矢さんに憧れてオーディションを受けるようになりました。でも、何十回もオーディションに落ち続けて、そんな時に“空手”が縁で声をかけていただくことができたのはラッキーでした」。
だからこそ武田は、“いいアクションスター”ではなく“いい女優”になることをめざして精進中だという。「私の中ではアクションはお芝居の一部です。ただ、闘うだけであれば格闘家の方でもできますが、私はストーリーや感情を大切にしながらアクションシーンに挑みたい。今回の映画では前作より少しだけ気持ちに余裕がもてたので、監督と(自身が演じた)彩夏の気持ちの流れをよく確認して、台本を何度も読み込んで、常に感情をこめてアクション場面に臨みました」。
とは言え、本作で武田がみせるアクションは圧倒的だ。ノーモーションから繰り出される素早いキックや、華麗なヌンチャクさばきは、タイでトニー・ジャー主演の傑作アクション『マッハ!』を手がけたプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が直々に見学に訪れるほどの完成度の高さを誇っている。「『ハイキック…』の撮影が終わってから2年間、ずっと同じチームで練習を続けてきて、映画はそのチームでアクション場面を撮影したので、対戦者としっかりとした信頼関係がありました。相手との信頼がないとアクションの息も合わないですし、ちょっとしたミスでケガにつながるんです。ここまできたからにはアクションは誰にも負けたくないですし、日本で“アクションブーム”を起こしたいですね」。
しかし、あくまでも彼女のめざすものは“女優”。武田は「今後は男の子に守られるか弱い女の子の役もやってみたい!」と笑顔を見せる。「アクションも好きですけど、ファミリードラマにも、恋愛ドラマにも挑戦したいです。10年間、空手を続けたことで、同年代の女の子たちは精神的に強くなれたと思います。これからも様々な役に挑戦できるようにがんばりたいです」。
『KG カラテガール』
2月5日(土) 横浜ブルク13、新宿バルト9ほかロードショー
衣装協力:cantwo スタイリスト:山本真里江(オランジェ) ヘアメイク:門馬導子
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