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最新作『ザ・タウン』を手がけたベン・アフレックが“映画監督”への想いを語る
2011年02月03日 10時56分 [洋画]
ベン・アフレック監督 (C)Kaori Suzuki

ベン・アフレックが監督と主演を務めた映画『ザ・タウン』が2月5日(土)から日本公開される前に、アフレック監督がインタビューに応じた。

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『ザ・タウン』は、全米有数の犯罪多発地域といわれている米ボストンのチャールズタウンを舞台に、強盗稼業を営む男が、ひとりの女性との出会いを機に街を抜け出し、人生の次なる一歩を踏み出そうともがく姿をスリリングな展開で描き出した作品。

マット・デイモンと脚本を共同執筆し出演もした『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で一躍脚光をあびたアフレックにとって、“作品をつくること”は俳優業以上の重みを持つという。「監督業はずっとやりたいと思ってきた。演じることも、脚本を書くことも、すべては“監督になるため”の過程だと思っているんだ」。そこで彼はじっくりと作品のアイデアを練りつつ、俳優としてマイケル・ベイからジョン・フランケンハイマー、そしてケヴィン・スミス、ジョン・ウーら多くの映画監督とタッグを組んだ。「撮影現場はフィルムスクールだからね。今まで一緒に仕事をして来たアクターたち、監督たち何かを学んで来てるはず。監督がやってる事をそばにいて観察し、吸収するんだ。それに疑問があったら質問もできるから、毎日学ぶ事ばかりだよ」。

彼の俳優としてのキャリアは、キャスティングやスタッフ選びにも活かされている。最新作『ザ・タウン』では、ジェレミー・レナー、レベッカ・ホールら演技力の確かな俳優が参加し、ポール・トーマス・アンダーソン監督とタッグを組む名撮影監督ロバート・エルスウィット、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でオスカー候補になった編集技師ディラン・ティチェナーらが召集された。「ロバートは素晴らしい撮影監督なんだ。彼の光の使い方 ビジュアル的なスタイルなしでは、この映画はできなかった。彼は露骨に派手な事は何もしないのに、目立たない方法で必要な効果を生み出すんだよ」。

自身で脚本も手がけ、名優たちをしっかりとディレクションし、完成した作品が評論家からも高評価を得ているアフレック。しかし、彼のめざす道はまだ半ばだ。「俳優であり監督である人たちの中には、ウォーレン・ビーティや、クリント・イーストウッド、ケビン・コスナー、ショーン・ペンなど“才能の宝庫”のような人がいる。彼らに追いつくには、まだまだやるべき事や学ぶべき事が沢山あるね」。その道の先には、朋友マット・デイモンとのタッグ作も控えている。「この映画の前に僕が監督して、マットが出演する企画があったけど、資金の都合で実現しなかった。彼の出演作の監督たちはみな“マスター”だし、みんなが彼と仕事がしたいと願っている。でも、人生は長い。ゆっくりと機が熟すのを待つことにしているよ」。

『ザ・タウン』
2011年2月5日(土)より 丸の内ルーブル、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C) 2010 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES.

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