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西原理恵子のベストセラーを映画化した『毎日かあさん』の初日舞台あいさつが5日の都内で行われ、小泉今日子、永瀬正敏、矢部光祐、小西舞優と、小林聖太郎監督、原作者の西原理恵子、主題歌を手がけた木村充揮が登壇した。

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『毎日かあさん』は、西原の実話を基に描かれた家族の物語。ふたりの子を持つ母親であり、元戦場カメラマンの夫を持つ妻・西原を主人公に、家族と夫婦の絆を描いた作品。

「去年の夏、一生懸命、“毎日かあさん”してみて、世の中のお母さんたちの大変さがよく分かりました」と撮影を振り返った小泉は「お母さんたち、子供たち、そして人間みんなを応援する映画に出来たらいいなと思って頑張りました」とコメント。小泉演じる西原の夫であり、2007年に亡くなった鴨志田を演じるため、12キロもの減量に挑んで役作りした永瀬が「鴨志田さんと話したくて、さっきお墓参りをして色々と話して来ました。きっと、鴨志田さんも西原さんの横に立って、今日の初日を喜んでくれていると思います」と感無量の面持ちで語ると、小泉は「面白いことが言える息子と、こんなにかわいい娘、そして、泣き虫の夫を育てた気分です」と述べ、永瀬とふたりで笑顔を見せた。

作者の西原は「こんな家でも結構笑っているので、みなさんも“幸せの敷居”を下げて、洗濯しなくても、掃除しなくても、ご飯が店屋物でも、家族が笑顔でいられるようにして下さい。今日は、お母さんたちは、ご飯はお惣菜にして、家に帰ったらビールを飲んで寝て下さいね。うちはいつもそうです」とコメントし、会場の笑いを誘った。

また当日は、主題歌を担当した木村充揮が登場し、主題歌『ケサラ』を披露。木村は「気持ちをいっぱい込めて、みんなが幸せになるように願って作った曲です」と観客に自作を紹介した。

『毎日かあさん』
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