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映画『あしたのジョー』、元世界チャンプのガッツ石松から「OK牧場」お墨付き
2011年02月07日 21時44分 [邦画]
『あしたのジョー』特別試写会の模様

国民的スポーツ漫画を実写化した『あしたのジョー』の公開を前に7日、ボクシングの聖地として知られる後楽園ホール(東京・文京区)で新旧世界チャンピオン12名が集結する特別試写会“「チャンピオンカーニバル”が開催。現役チャンピオンの内山高志、元チャンピオンの輪島功一、ガッツ石松らが駆けつけ、主演を務めた山下智久と伊勢谷友介、香里奈、香川照之らキャスト陣を激励した。

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本作は故梶原一騎氏(高森朝雄名義)が原作を、ちばてつや氏が作画を手掛けた同名漫画の実写化。昭和40年代を舞台に、ボクサーとしての才能を見こまれた矢吹(山下)と、世界に通用する実力を持ったプロボクサーの力石(伊勢谷)の運命的な出会いとライバル関係をエネルギッシュに描き出す。後楽園ホールといえば、矢吹と力石が壮絶なバトルを繰り広げた伝説の場所だ。

伝統のリング上で、歴代チャンピオンに囲まれる舞台挨拶に山下や伊勢谷は緊張しきり。一方、30年来のボクシング愛好家として知られる香川は「リングの上に立たせていただけることが、どれだけすごいことか……こんな光栄なことはありません」と興奮気味だ。少年時代から通いつめ、「何百回来ているか分からないほど」という後楽園ホールのリング上でさまざまな思いが去来したのか、壇上に立つ大橋秀行氏が1990年2月7日、世界戦に挑戦し、国内ジム所属選手の連続失敗記録を止めた試合の感動を熱っぽく語りつくす場面もあった。

この日は山下がミット打ちを公開し、撮影から半年以上経った今も変わらぬキレのある動きを披露。伊勢谷と香川が「このまま、選手になっちゃえば」と真顔で語る中、山下は息を切らせて「世界チャンピオンのみなさんの前で、お見苦しいところをお見せしました。でも本当に光栄」。一方、輪島は「ボクシングは力じゃなく、スピードの筋肉が勝負。でもこれが付きにくいんだよ。よく頑張ったね」と山下の肉体改造を絶賛。内山も「とても真剣で僕らも感動している。かっこいい二人(山下と伊勢谷)が体を作りこんで、さらにかっこ良くなっている」とほれぼれした様子だった。

ガッツからは「監督や役者さんの熱が伝わってきたし、青春時代を思い出したね。お疲れ様でした。本当、OK牧場の映画です」とお墨付きも。これには山下も笑顔を見せ「役を通して一生懸命頑張ることの大切さを教えてもらった。ボクシングの先にある人間ドラマを見てほしい」と自信を深めた表情で猛アピール。伊勢谷も「皆さんと熱い思いを共有できれば」と熱く語った。

『あしたのジョー』
2月11日(金)から全国ロードショー

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