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桜井ひかり、17歳。「自分がなぜここにいるのか?」考えるお年頃
2011年02月08日 12時58分 [邦画]
写真左から、一尾直樹監督、尾野真千子、郭 智博、桜井ひかり

映画『心中天使』の初日舞台あいさつが2月5日(土)に渋谷のユーロスペースで行われ、一尾直樹監督、尾野真千子、郭智博とともに、2年前の撮影時には菊里ひかりの名前で活動していた現在17歳の桜井ひかりも登壇。ファンの前に久しぶりに元気な姿を見せた。

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『心中天使』は、一昨年の夏に猛暑の名古屋で撮影された一尾監督の2本目の劇場映画だが、3人の登場人物の時間が並列に映し出される本作は、前作の『溺れる人』(2000)と同様、“物語”を追うものではなく、観客が各々にそこから何かを感じとるもの。

そういったスタイルに慣れてない人は、「?マークが頭に並ぶ」(一尾監督)だろうが、映画の要とも言える女子高生ケイを自然体で演じた桜井ひかりは、「ケイは周りで起きている出来事を客観的に見て、先生や家族との関係を自分なりに受けとめて生きている女子高生なんじゃないかな」と自分の役柄をしっかりと分析。さらに、「私の年代は、自分がなぜここにいるんだろう? といった不安を私と同じように持っている人たちが多いと思うので、その疑問をちょっと心に持ちつつ観ていただければきっと楽しい作品になると思います」とアピールして満員の観客を感心させた。

『心中天使』
公開中

文:イソガイマサト

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