タレントweeker

川原和音の人気少女コミックを実写映画化した『高校デビュー』の完成披露試写会が9日に都内で行なわれ、主演の溝端淳平、大野いと、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江と、原作者の河原和音、英勉監督が登壇した。

舞台あいさつの写真

『高校デビュー』は、部活一筋の中学時代を過ごし、恋愛ベタな女子校生（大野）が、恋愛上級者で人気者の先輩（溝端）から恋愛術を伝授してもらうべく“モテコーチ”を依頼し、“理想の恋”を求めて学校生活を送ろうと奮闘する青春ラブストーリー。

制服姿で登場した溝端は「みなさん恋してますか？『俺のことは絶対に好きになるな』とか言ってしまう小宮山ヨウ役の溝端淳平です」とあいさつし、「今までに演じたことのないくらいクールな役なので、今はそのイメージを崩さないようにしています」と話すと、会場からは「カッコイイ！」と黄色い声があがった。人気モデルで本作が女優デビューとなる大野は、「オファーをもらったときは、うれしくてひとりではしゃいだのを思い出します。完成した作品を初めはまともに観られなかった」と初々しい笑顔を見せ、菅田は「観た後は自分自身、ホッコリしました。『私も高校デビューしたいな』と思ってもらえたらうれしいです」とコメントした。

英(はなぶさ)監督は「このオッサンが作ったのか、というくらいキラッキラッのカワイイ映画が出来ました。撮影に入る前に溝端と『みんなの宝物になるような映画を目指そう』と話した」と明かすと、溝端は「初恋ってこんなに純粋でこんなに温かくて切ないものなんだな、と大人の方には思い出してもらえるし、これから恋をする人は共感できる作品です。本当にいい映画で胸がキュンキュンするので、存分にキュンキュンしてください」と作品をPRした。

『高校デビュー』
4月1日(金)新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国ロードショー
(C)2011『高校デビュー』製作委員会(C)河原和音／集英社

• 『高校デビュー』作品情報