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宮崎あおいの最新作『わが母』が2012年に公開決定！
2011年02月14日 17時50分 [邦画]
宮崎あおい

国民的作家の井上靖が45年前に綴った自叙伝的小説『わが母の記〜花の下・月の光・雪の面〜』を元にした映画『わが母』に役所広司、樹木希林、宮崎あおいが出演、映画『クライマーズ・ハイ』の原田眞人監督によって映画化されることが決定した。

出演者の写真ほか

『わが母』は、幼少時に実母・八重(樹木)に育てられていなかった小説家の洪作(役所)が父の死をきっかけにして、距離を取って暮らしていた八重を受け入れようとする姿と、痴呆のため記憶が薄れゆく中で、必死に息子への愛を確かめようとする八重の姿を描いている。宮崎あおいは洪作の娘・琴子役を演じる。

今年は井上靖の没後20年という節目の年で、井上と母校が同じであった原田監督は「50代になって『わが母の記…』を読んだとき、母校の先輩である文豪、井上靖先生の作品世界に心のふるさと『まほろば』を感ずるようになりました。映画化に漕ぎ着け感無量です」と話し、本作で原田監督作に初めて出演する宮崎は「原田監督とお仕事させて頂くのは初めてですが、色々なお話を沢山してくださるので、一つ一つ聞き逃さないように、一生懸命お芝居をしたいと思います」と意気込みを語った。

映画は来年公開予定で、今月よりクランクイン。クランクアップは3月中旬を予定しており、撮影はオールロケで、井上靖ゆかりの地・伊豆や東京・世田谷の自宅・井上靖邸などで行われる。

『わが母』
2011年全国ロードショー

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