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日本時間14日朝に行なわれた第64回英国アカデミー映画賞で『英国王のスピーチ』が作品賞を含む最多7部門で受賞を果たすというニュースが飛び込んできた。

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『英国王のスピーチ』は吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らのコンプレックスを克服し、国民から信頼される強くて優しい王になるまでを描いた真実の物語。妻エリザベス(ヘレナ・ボナム＝カーター)との夫婦愛や言語障害の専門医(ジェフリー・ラッシュ)との友情、そして子どもたちを愛する優しい父親として、ときにコメディ要素を織り交ぜて描かれる。

アカデミー賞を占う前哨戦とも言われている英国アカデミー映画賞は、英国映画テレビ芸術アカデミーによって贈られる賞で、近年の受賞歴をみると、2008年の作品賞『スラムドッグ$ミリオネア』、2009年の作品賞『ハート・ロッカー』と、2008年からはアカデミー賞でオスカーを手にした作品が続いている。

英国アカデミー映画賞で『英国王のスピーチ』が受賞したのは、作品賞、英国作品賞、主演男優賞(コリン・ファース)、助演男優賞(ジェフリー・ラッシュ)、助演女優賞(ヘレナ・ボナム＝カーター)、脚本賞、音楽賞の7部門。コリン・ファースは昨年の英国アカデミー映画賞で主演男優賞を受賞した『シングルマン』に続いて2年連続となる快挙だ。またジェフリー・ラッシュは『シャイン』でアカデミー賞・主演男優賞に輝いた功績を持つ名優でもあり、コリン・ファースら俳優陣の賞レースの行方も気になるところ。第83回アカデミー賞の授賞式は日本時間の2月28日を予定。

『英国王のスピーチ』
2月26日（土）TOHOシネマズ シャンテ、ル・シネマ他全国ロードショー

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