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鈴木保奈美が『のぼうの城』で11年ぶりに映画出演
2011年02月17日 05時00分 [邦画]
映画『のぼうの城』に出演する鈴木保奈美 (C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

9月に公開される野村萬斎7年ぶりの映画主演作『のぼうの城』に、11年ぶりの映画出演となる鈴木保奈美が出演することが発表された。

『のぼうの城』は、家臣から“のぼう様”と呼ばれる忍城(おしじょう)の城代・成田長親(野村)が、外見からは想像もできない才能と人望によって、天下統一を目指す豊臣秀吉の2万の大軍を相手に、たった500名の兵で圧倒的な戦いを見せる様を描いた作品。

現在放映中のNHK大河ドラマ『江(ごう)〜姫たちの戦国』では、3人の娘をもつ母・市役を演じている鈴木だが、映画『のぼうの城』でも、同じく戦国時代を生きる母・珠(たま)を演じる。珠は、榮倉奈々演じる忍城の甲斐姫の母であり、忍城当主・成田氏長の妻として、忍城軍の精神的支柱として劇中で重要な役割を果たすという。

そもそも鈴木は、原作小説を読んでおり、『いちげんさん』以来11年ぶりの映画出演に「原作の大ファンでしたので、映像の片隅にでも参加することができてうれしく思っています。壮大な水攻めシーン、賢くもしたたかな百姓たちとユニークな武士の掛け合いといった、原作の魅力がどのように映像化されているのか、愛読者の一人として完成が本当に楽しみです」とコメントしている。

犬童一心、樋口真嗣のダブル監督体制で製作中の本作は現在、ポストプロダクション中で9月17日(土)から全国公開される。

『のぼうの城』
9月17日(土）全国東宝系ロードショー

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