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ジョエル＆イーサン・コーエン監督の最新作『トゥルー・グリット』が3月18日(土)から日本されるのを前に、本作で米アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされているヘイリー・スタインフェルドが来日。17日に都内で会見を行なった。

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『トゥルー・グリット』は、殺された父親の仇を討つために少女（スタインフェルド）が、保安官とレンジャー隊員と共に、父を殺した男を追跡する過酷な旅に出る姿を描く。スタインフェルドのほか、ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリンらが出演している。

本作が映画初出演となるスタインフェルドは、オーディションによって見出された14歳の新星。すでに各国の映画祭で14もの賞を獲得しているが、スタインフェルドは現在の心境について「とにかく信じられない。1年前はこの役のオーディションを受けていたので、自分にとっては“役を得ることができた”ということが、受賞に値する光栄なこと」とコメント。オスカー俳優でもあるブリッジスとの共演については、「つねに驚かされ、本当に多くのことを学びました。まだまだ私は女優を始めたばかりですが、彼の仕事ぶりを見ているだけでインスピレーションを受けて、いろいろなことを吸収できたし、一生に残る素晴らしい経験になった」と笑顔を見せた。

またスタインフェルドは、「この作品は14歳の少女の復讐物語ではあるけれど、復讐することが決して正しいこととは思わない」といい、本作を「復讐ではなく、家族のために正義を果たす純粋無垢な少女の成長物語」と分析。会見中は終始、14歳とは思えぬ堂々とした受け答えで報道陣を感心させた。

『トゥルー・グリット』
3月18日(金)より TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開

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