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『英国王のスピーチ』のトム・フーパー監督 ベルリン映画祭でオスカー受賞の可能性について言及
2011年02月17日 18時47分 [洋画]
『英国王のスピーチ』場面写真より

カンヌ、ベネチアと並ぶ世界三大映画祭のひとつ、第61回ベルリン国際映画祭が、今月10日からドイツで開幕。現地時間16日夜に、本映画祭のハイライトを飾るベルリナーレ・スペシャル・ガーラ作品として『英国王のスピーチ』の上映が行われるにあたり、主演のコリン・ファースとヘレナ・ボナム=カーター、トム・フーパー監督が会見を行なった。

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『英国王のスピーチ』は、幼いときから吃音に悩まされ、内気な性格となったジョージ6世が、兄の王位放棄のためにハンディキャップを克服して真の国王となるまでを描いた、英国王室の知られざる物語。

日本時間の28日(月)に開催されるアカデミー賞でオスカーの最多12部門にノミネートされていることについて、フーパー監督は「アカデミー賞は伝統のある素晴らしい行事であり、それにノミネートされるということはとても光栄。でも可能性があるなんてフリはできない」と苦笑した。

ファースは、演じたジョージ6世について「吃音をマスターするだけでは十分ではなかった。ジョージ6世の苦しみ、その内面の葛藤を表現してはじめて彼を表現することができると感じた」と語り、「これまでジョージ6世のことは吃音だったということ以外、ほとんど知らなかった。この映画がきっかけで多くの知識を得られたことは良かったし、王室というよりは彼個人に対して尊敬を感じる」と答えた。またファースについて、フーパー監督は、「コリンは素晴らしい俳優。子供から90歳のお年寄りまで世界中の観客の気持ちを掴むことができる。キャラクターのことを本当に理解し、愛情を持ちながらも自己憐憫(じこれんびん)やオーバーアクティングに陥ることなく、的確に演じられる才能にあふれた俳優」と絶賛した。

『英国王のスピーチ』
2月26日(土)TOHOシネマズ シャンテ、ル・シネマ他全国ロードショー


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