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第83回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされ、今月26日(土）より公開される映画『英国王のスピーチ』の試写会が21日に都内で行われ、元宮崎県知事の東国原英夫氏がトークショーにゲストで登場した。

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『英国王のスピーチ』は、吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らのコンプレックスを克服し、国民から信頼される強くて優しい王になるまでを描いた真実の物語。

1月に宮崎県知事の任期を終えたばかりの東国原氏は「こういった試写会でのトークショーは初めてで、私も人前でうまく喋れる方ではありませんが…」と、最初は戸惑いを見せたが、司会者より「今までどうやって困難を乗り越えてきたか」と質問されると、「色々あって、私も主人公のように困難や挫折を味わいました。でも小さい頃からの夢だった“政治家”を目指すようになって、その事が自分を救ってくれたんです」と今までを振り返り、熱弁した。また、「コンプレックスを乗り越える方法は？」の質問に対して、頭を指さし「コンプレックスって、ここの事ですか？ もう諦めてますよ」と自虐的なコメントを飛ばし、「芸人も県知事もやってきましたが、いまだに噛むんです。でもうまく喋ろうとするより、魂や気持ちを込めてハートで話すことが大事！」と話し、東国原節で観客を魅了した。

まだ本作を観ていないという東国原氏は「私も人前で喋ることを生業としているので、映画の中で主人公がどうやって自分の困難な壁を乗り越えて行ったのか、心理描写と苦難のプロセスなどが楽しみ」と本作への期待を語った。

『英国王のスピーチ』
2月26日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、ル・シネマほか全国ロードショー

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