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オスカー受賞作『英国王のスピーチ』を日本の観客はどう観た?
2011年02月28日 19時29分 [洋画]
『英国王のスピーチ』(C)2010 See-Saw Films. All rights reserved.

雑誌「ぴあ」調査による2月25日、26日公開の映画の満足度ランキングは、本年度の米アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞に輝いた『英国王のスピーチ』がトップに輝いた。2位にイ・ビョンホンと『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクが共演したサスペンス映画『悪魔を見た』が、3位に人気アニメの劇場版2部作の完結編『劇場版マクロスF〈フロンティア〉〜サヨナラノツバサ〜』が入った。

上位作品の写真

1位の『英国王のスピーチ』は、幼いときから吃音に悩まされ内気な性格となったジョージ6世が、ハンディキャップを克服して真の国王となるまでを描いた作品。本作は、アカデミー賞を2日前にひかえた26日に日本公開となったが、本作への注目度は高く、都内の各劇場では満席の回が続出した。

出口調査では「国王が自分のハンディとなるものを努力で乗り越えるプロセスと、歴史の動く転換期が重なるようなストーリー構成がよかった」「どんな人も壁にぶち当たることがあると思うけれど、それを乗り越えると成功が待っていると勇気づけられる作品」「思っていても言葉にしないと伝わらない、言葉の難しさと大切さを改めて感じた」「今の社会は資格や学歴などで一流というラベルを人間にはるが、真の一流とは、人と心を通わせられる人なのではないか」など、さまざまな感想が飛び出し、20代から70代までの幅広い世代から高い満足度を集めた。

また、本作で主演男優賞を受賞したコリン・ファースには「言葉が出てこない苦しさや閉ざされた心を、演技と雰囲気で表現したコリン・ファースの演技は輝いていた」「国民の前でスピーチする姿に感動!応援したくなった」など絶賛の声があがった。

(本ランキングは、2011年2月25日(金)、26日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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