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グリム童話のヒロイン・ラプンツェルをモチーフにしたディズニーの最新長編アニメーション『塔の上のラプンツェル』が12日(土)から公開されるのを前に、日本語吹替版でラプンツェルの声を務めた中川翔子がインタビューに応じた。
本社制作スタッフの厳しい審査をクリアして、ラプンツェル役に抜擢された中川は、「小さいころからたくさんのことをディズニー作品から学んできたので、自分が演じると決まったときは本当に信じられなかったし、25年生きてきて最大のビッグバンで、最大のうれしさとプレッシャーがありました」と振り返る。近年、声優以外の俳優やタレントがアニメーションの吹替を務めるケースが増えたが、幼少期からアニメに親しみ、今も大のアニメ好き/声優好きという中川にとって、“作品に声を吹き込むこと”への想いと責任感は格別なものがあったようだ。「私の声でオリジナルのラプンツェルの魅力を損なってはいけないし、オリジナルともかけ離れることなく、しかし私を抜擢していただいたのだからマネもできない。だから『どうすればラプンツェルになるんだろう?』って、家で練習してもなかなかうまくいかなくて。(オリジナル版でラプンツェルの声を演じた)マンディ・ムーアさんの楽しそうな声を何度も聞きながら練習しました」。
その結果、彼女はすべての収録を終えた後、前半部分を再収録させてほしいと願い出たという。「単純に“カタチ”だけで、ラプンツエェルの強さを表現しても意味がないので、常に『ラプンツェルがどんな想いでいるか?』を考えなきゃダメなんだって思って。だから観ている人がどう思ってくださるか気になるし、中川翔子がやっていることは忘れて観てもらえるとうれしいです」。
居心地の良い塔から飛び出し、これまで経験したことのない世界に足を踏み入れ、人生を切り開いていくラプンツェルは、自身を“引きこもり”と称しながら、歌手として女優として活躍し多くのファンから愛されている中川の姿とどこか通ずるものがある。「外に出て人と出会ったことで変わったこともたくさんあるし、夢って叶うかもしれないから、生きるなら楽しまないと、ってこととか共感することが本当にたくさんありました」という中川は、本作を「生きていく楽しさを教えてくれる映画」だと語る。「これから先にツラいこととか、壁になること、勇気を出さなきゃいけないことはあると思うけど、だからこそ“その先”があるんだなって『…ラプンツェル』を観て思えるようになりました。だから、観た人がそれぞれ勇気を得たり、夢に向かって何かをしたくなる映画だと思います」。
『塔の上のラプンツェル』
2011年3月12日(土)全国ロードショー
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