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大森一樹監督、東北ロケの『津軽百年食堂』に「映画の運命を感じる」
2011年03月25日 20時37分 [映画祭]
『津軽百年食堂』の出演者と大森一樹監督

現在開催中の第3回沖縄国際映画祭で『津軽百年食堂』の上映が行われ、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦、福田沙紀、ちすん、大森一樹監督がレッドカーペットと舞台あいさつに登場した。

レッドカーペットの模様

『津軽百年食堂』は、100年続いた大衆食堂の跡取り息子・陽一が、父との確執や、故郷への反発、同郷の女性との恋を通じて成長していく姿を描いた人間ドラマ。

このほど起こった東日本大震災の被災地でもある青森県で撮影された本作。大森監督は「撮影しているときはこのようなことになるとは思わなかった。映画の運命を感じます。東北の方の心のやさしさと地元への誇りが、この映画を暖かいものにしてくれた」と語るも、マスコミ向けの囲み会見の場では、自身も出身地である兵庫県で16年前に大震災にあったことにふれ「あの時は『大失恋』という映画の公開直前だったのですが、映画館がつぶれてしまったので神戸ロケしたのに神戸で上映できなかった。でも、今回は映画館の方の協力で東北のすべての映画館で上映されることになり、幸福を感じております」とコメントした。

映画初出演となる藤森と中田はそれぞれ「初めてなのでできる限りがんばりました」(藤森)、「現場では監督がノせてくれるので、少し“天狗”になってたかも」(中田)と撮影を振り返り、藤森は「次回作がもしあるなら大森監督とやらせていただきたい」、中田は「すごくやりやすい環境にしていただいて、本当に監督のおかげです」と感謝の言葉を述べた。

また、大地震の起こった前日まで本作のキャンペーンで青森にいたという福田は「本当に他人事ではないと思いました。私にできることは少ないですし、こういう状況では笑顔がいいのか、真面目な顔がいいのかさえわからないのですが、気持ちをひとつにしていけたら」と語り、「募金箱があれば少しずつでも募金をしてみなさんと同じ形で気持ちを共有したいです」とコメントした。

「第3回沖縄国際映画祭」
3月22日(火)〜27日(日)
宜野湾市 沖縄コンベンションセンターおよび周辺地区で開催中

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