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撮影地・沖縄に帰還。阿部寛主演最新作がお披露目
2011年03月28日 12時17分 [映画祭]
映画『天国からのエール』の阿部寛ら

22日から沖縄県宜野湾市で開催されている第3回沖縄国際映画祭。最終日となる27日に、特別上映作品の『天国からのエール』が上映され、主演の阿部寛、熊沢誓人監督が舞台あいさつを行った。

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本作は、犬童一心監督作品を中心に助監督として経験を積んだ熊澤誓人の長編監督デビュー作。自らが営む弁当屋のガレージに音楽スタジオ(あじさい音楽村)を作り無償で開放することで、夢を追う若者たちを応援し続けた仲宗根陽さんと高校生たちの奇跡の実話が描かれる。

仲宗根さんを演じる阿部は、実在する人物を演じるにあたって「彼は子供たちを本気で怒ってくれる人、人のために自分の資材をなげうって音楽スタジオを作り、絶対に夢を諦めるなと強く言っていた人物です。自分のなかにそんな許容があるのか……と葛藤はありましたが、彼に少しでも近づけるように頑張りました」と感慨深い面持ちで語った。仲宗根さんは、昨年の11月に腎臓がんで亡くなったが、彼が遺したあじさい音楽村も、夢を諦めないメッセージも若者に引き継がれている。熊沢監督も「昨年の10月から約1カ月にわたって沖縄県本部町で撮影し、準備を含めて2年間、沖縄の人たちと話をしながら作りました。日本で最初に沖縄の人に観てもらえることができてうれしい」と感謝を込めてあいさつした。

阿部は、東北地方太平洋沖地震による被災地の人々にもエールも贈った。「地震のあった翌日、撮影でイタリアへ行かなければならなく、毎日テレビで日本の状況を見ていたんですが、イタリア人のスタッフは日本人の辛抱強さや、規律ある生活を送っていることに感動していました。そして、日本に帰ってくると、イタリアではわからないことが多々あり、被災地に行ってみないとわからないことがたくさんあると思ったんです。日本人として、自分に何ができるのかを考えて、自分にできることを精一杯やっていきたい」

「第3回沖縄国際映画祭」
3月22日(火)〜27日(日)
宜野湾市 沖縄コンベンションセンターおよび周辺地区で開催中

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