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現在、公開中のジョエル＆イーサン・コーエン監督最新作『トゥルー・グリット』のキャスト陣が自身の役どころと、共演者についてじっくりとコメントした特別動画が公開された。

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『トゥルー・グリット』は、父を殺された少女マティ(ヘイリー・スタンフェルド)が、腕はたつが粗野で酒飲みの連邦保安官ルース(ジェフ・ブリッジス)と、トムを追うテキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)の力を借りながら、復讐のためトム追跡の旅に出る姿を描く。

『ビッグ・リボウスキ』に続いてコーエン作品出演となったブリッジスは、2009年出演の『クレイジー・ハート』でオスカー俳優の仲間入りを果たし、同原作が前回映画化された際に名優ジョン・ウェインが演じたルース役に挑んだ。マット・デイモンはクリント・イーストウッド、マーティン・スコセッシ、スティーヴン・スピルバーグら世界の名だたる映画作家たちと仕事をしてきた人気俳優だが、本作では豊かなヒゲをたくわえ、少しクセのあるテキサス・レンジャーの男に扮している。また、全米で行われたオーディションで数千人の中から選ばれた13歳(撮影時)の新進女優スタンフェルドは、本作の演技が高く評価され、本年度のアカデミー助演女優賞にノミネートされた。このほど公開された特別動画は3人の俳優たちが自身の役に対する想いや共演者について語ったもので、劇中に登場する主人公3人とはまた異なる“同じ場所を目指す仲間たちの姿”を堪能できる。

本作は本年度のアカデミー10部門にノミネートされ、惜しくも受賞は逃したが、日本版公式twiiterでは現在「もし本作にオスカーを与えるとしたら何賞がいいか？」という調査を実施中。多くの鑑賞者が「俳優の演技にオスカーを与えたい」と回答しているそうで、名優たち共演に評価を与える観客が多いようだ。

『トゥルー・グリット』
公開中
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