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今や“世界最強”の呼び声も高い香港発のアクション俳優、ドニー・イェン。彼の主演作が連続公開されることを記念し、現在、配給会社の垣根を越えた「ドニー・イェン祭り」が開催中だ。その一環として12日に、日本を代表するアクション監督である谷垣健治(『孫文の義士団』スタントコーディネーター)、大内貴仁(『SP<野望篇>』『SP<革命篇>』アクション監督)、下村勇二(『GANTZ』アクション監督)が都内試写室に勢ぞろい。ドニーと深い親交を持ち、自ら「ドニー被害者の会です(笑)」と名乗る彼らが、“ドニーアクション”の真髄と知られざる素顔を語りつくした。
2011年は『イップ・マン 葉問』を皮切りに、『孫文の義士団』(4月16日公開)、『処刑剣14BLADES』(5月28日公開)が劇場公開されるほか、『導火線』が6月にDVD発売される“ドニー・イヤー”。作品ごとに異なるアクションと演技スタイルを提示するドニーの姿勢には、10数年来の付き合いがある谷垣も「型ではなく、まず(演じる)人物像から入るから、毎回違う表情を見せてくれる。どんなテイストでもかっこよく見えるのが魅力」と最敬礼。アクション演出では受身を嫌うといい、「僕らに危ないことをやらせても、ちゃんと主役のように撮ってくれる。僕らの100を150にしてくれる」とリスペクトを惜しまない。同時に「でもみんなが言うほど、ストイックではない。プライベートはお茶目だし、ウィットに富んでいる。怒るときなんて口悪いよなー」と素顔を明かし、集まったファンも興味津々だ。
『孫文の義士団』『導火線』などに参加した大内は、「ワイドショットなのに、『指が曲がってる』と言われたことも。僕自身、自分がどこに映っているか分からないほどなのに」と細部まで目を光らせるドニーのこだわりを明かす一方、『修羅雪姫』に参加した下村は「とにかくシンプル。シンプルなのに、説得力があり、かっこよく決まってしまうから尊敬してしまう」とコメント。強いこだわりと無駄を排した動きのバランスが、ドニーの真髄といえるかもしれない。トークイベントでは、谷垣秘蔵のお宝写真も大公開。ハードな撮影の舞台裏で見せるドニーの意外な表情も特別に披露され、大盛り上がりだった。
『孫文の義士団』
4月16日(土)より、シネマスクエアとうきゅうほか、全国順次ロードショー
『処刑剣 14BLADES』
5月28日(土)より、シネマート六本木、大阪・シネマート心斎橋ほか、全国順次ロードショー
『イップ・マン 葉問』
公開中
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