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奥浩哉原作の人気コミックを前後編で実写化した『GANTZ』の続編にして完結編『GANTZ PERFECT ANSWER』の公開を前に18日、東京・有楽町の日比谷パティオで“GANTZ トレーラー終了式”が行われ、主演の二宮和也、松山ケンイチが出席。東日本大震災の発生を受けて、「何ができるんだろうと考えた。ただ、『GANTZ』は『GANTZ』であることしかできない。それが応援してくれたみなさんへの恩返しだと思う」(二宮)、「絶対に気持ちを前向きにしてくれる、大きな力を持った作品。いつもみなさんからいただいているパワーを、僕らは映画を通してお返ししたい」(松山)と思いを新たにした。
『GANTZ』は、死んだはずの人間が“GANTZ”と呼ばれる黒い球体に召喚され、謎の星人との壮絶なバトルを繰り広げるSFアクション超大作。今回は玄野(二宮)と加藤(松山)の“対峙”をテーマに、極限の選択を迫られる。3月10日に都内で完成披露試写会を行った翌日に、東日本大震災が発生し、会場となった東京国際フォーラムは“帰宅難民”の待機場所となった。二宮は「他人事ではないなと実感した」。メガホンを執った佐藤信介監督も「今は時代が変わったと感じるが、変わったからこそ、この作品が描くメッセージを伝えていきたい」と熱弁した。
二宮は撮影を振り返り「過酷でした」と断言し、「もう1年半くらい経つので、記憶が薄れるのか思ったが、今もやっぱり思い出すもんですね」。一方の松山も「鮮明に覚えていますね。CGとのやり取りが多かったので、現場では正直手応えがなくて……。でも出来上がった作品を見て、これはすごいなと。こんなにギャップがあるのは僕も初めて」と満足そうだ。ちなみに初共演した二宮は「頼りになる存在。一緒に取材を受けるときも、僕が説明できない部分を余すところなく語ってくれた」(松山)。しかし「2人でインタビューを受けていても、インタビュアーさんがみんな二宮さんの方しか見ていなかったんですよ」と複雑な胸中を明かす場面もあった。
“GANTZ トレーラー”は1月から福岡、大阪、神戸、広島、岡山、名古屋、東京を巡回し、撮影で使われた衣装や小道具を展示。震災の影響で、当初予定していた北海道、宮城、静岡への訪問は中止を余儀なくされたが、各地での『GANTZ』PRに一役買った。この日はそんな“GANTZ トレーラー”の運行最終日ということで、終了式が行われた。
『GANTZ PERFECT ANSWER』
4月23日(土) 全国公開
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