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サスペンス映画『クロエ』を精神科医・名越康文が分析
2011年04月18日 20時08分 [洋画]
映画『クロエ』トークショー付き試写会に登場した名越康文氏

カナダの鬼才アトム・エゴヤン監督の最新作『クロエ』のトークショー付き試写会が18日に都内で行われ、精神科医の名越康文氏がゲスト登壇した。

トークショーの模様

『クロエ』は、2004年に日本公開されたエマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン主演の仏映画『恍惚』をエゴヤン監督が再映画化した作品。産婦人科医として成功し、家庭にも恵まれた女性キャサリンが夫の浮気を疑ったことから、偶然知り合った若い娼婦クロエに夫を誘わせ、その反応を報告させる計画を思いつく。しかし、それは疑惑の連鎖の始まりで……

精神科として活躍するだけでなく、映画や文化評論も行っている名越氏は本作について「人と人が深く出会うと、これまでの自分ではない自分が出てくる。そういう瞬間が人生には幾度かありますが、そういうことを描いた映画」と紹介し、主人公のキャサリンがクロエに夫を誘惑させるという大胆な設定にも「荒唐無稽なように思えますが、映画を観るとキャサリンの気持ちがしっかりと描かれているので共感できるし、(物語に)自然と入れると思う」とコメントした。

その後、名越氏は雑誌『25ans』の読者モデル5人の質問に回答。最後に「日本はこういう状況ですけど、こういう時こそ気分転換を細かくすることが必要。この映画は美しいだけではなくハラハラドキドキするシーンもあるので、楽しんで観終わるとリフレッシュできると思う」と作品をPRした。

『クロエ』
5月28日(土) TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー

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