タレントweeker

全米でヒットを飛ばし8月に日本公開される映画『イースターラビットのキャンディ工場』のボイスキャスト発表会見が18日に都内で行なわれ、山寺宏一と千葉雄大が登壇した。

山寺宏一と千葉雄大

『イースターラビットのキャンディ工場』は、イースター島から夢を追ってハリウッドへやって来たウサギのイービー(山寺)と、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッド(千葉)との珍騒動を描いた物語。

同じ宮城出身で今回が初共演となる山寺を前に千葉は「映画でもTVでも大変有名な方なので今日は会えてすごくうれしい。声優のお仕事は初めてなので、同郷の山寺さんにたくさん教わりたい」と話すと、山寺は「千葉くんはまさに伊達男。故郷にこんなイケメンがいたんだなぁ。なんと言ってもまったくなまっていない。僕が千葉くんぐらいのときは標準語がまったくしゃべれなくて、声優としてものすごく苦労したんですけれど。同じ故郷ということでビシビシ厳しくしていこうかな。でもずっとヒーローとしてお芝居をやってますから大丈夫ではないでしょうか」と笑顔でこたえた。

募金活動や被災地に物資を届けるなどの活動を勢力的に行ない、今週末にも自身の生まれ育った塩釜市(しおがまし)、多賀城市に行く予定だという山寺は「今回の地震でみんないろいろな活動をしていて、“絆”という言葉がキーワードになっていると思う。その“絆”の大切さを教えてくれる作品です。今までは照れくさい言葉だったが、最近は“絆”の大切をすごく感じる」と話し、「まさか自分の故郷がああなるとは。その状況を見てビックリした。言葉が出なかった。僕たちふたりが知り合ったというのも何かの縁ですし、これから復興のためになにか一緒に出来たらいいなと思う」と語った。

千葉は「子どもはもちろん大人が観ても共感できるので、親子や家族で観てあったかい気持ちになってもらえたら」と作品をPR。山寺は「家族の愛や友情などいろいろな要素が詰まっていて、エンタテインメントとしても非常に楽しい作品。実写とCGとの融合が素晴らしくて、ファンタジーの世界と現実世界を両方味わえる作品はなかなかない。ひとりでも多くの人に楽しんで元気になってもらいたいので、精一杯ウサギの声にチャレンジしたい」と意気込みを語った。

『イースターラビットのキャンディ工場』
8月19日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

• 『イースターラビットのキャンディ工場』作品情報