園子温監督の新作『恋の罪』がカンヌ映画祭に出品決定

映画

2011年04月19日 18時40分 [邦画]

『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』の園子温監督の新作『恋の罪』が、5月11日に開幕する第64回カンヌ映画祭の監督週間に正式出品されることが発表された。

『恋の罪』は、渋谷区円山町のラブホテル街で起こった事件を主軸に、3人の女性の生き様を描き出す作品。前2作に続いて、実際に起きた事件からインスパイアされた作品で、水野美紀、冨樫真、神楽坂恵が壮絶な演技合戦を展開する。

園監督は2009年に『愛のむきだし』がベルリン映画祭でカリガリ賞と国際批評家連盟賞を受賞し、昨年には『冷たい熱帯魚』がヴェネチア映画祭のオリゾンティ部門に出品されたが、最新作『恋の罪』がカンヌで上映されることも決定したことから、三大映画祭のすべてで作品が上映されることになる。

本作は、日本では11月に全国公開される。

『恋の罪』
11月テアトル新宿ほか全国ロードショー

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