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訓練士と警備犬の絆を通して、警視庁警備部警備二課装備第四係と呼ばれる組織にスポットを当てる話題作『DOG×POLICE 純白の絆』(七高剛監督)のクランクアップ報告会見が2日に東京・成城にある東宝スタジオで行われ、主演の市原隼人、戸田恵梨香をはじめ、村上淳、阿部進之介、カンニング竹山、時任三郎らキャスト陣が勢ぞろいした。
刑事志望の主人公・早川勇作(市原)が、不本意な人事異動で警備部に配属。そこで人命救助や犯罪者の制圧に活躍する“警備犬”と出会い、絆を深めながら、成長を遂げる熱血ストーリー。市原は警察官であると同時に、ハンドラーと呼ばれる犬の訓練士という役どころで、「厳しい縦社会の中で、自分の気持ちを形にしようと葛藤する姿に、『もっと頑張れるかも』と思ってもらえたら」とコメント。警備犬との共演に「まっすぐリアルに生きる姿に、表現者の原点を見た。自分自身、仕事にプライドを持つことの大切を再認識した」と熱っぽい“市原節”で、役者としての想いを新たにした。
一方、先輩ハンドラーを演じる戸田は「最初は警備犬に思いっきり引きずられることも。私が転んでも、みんな笑ってばかりで誰も心配してくれず、『この現場大丈夫かな』って(笑)」。共演した“相棒”の警備犬について「飼い主さんを探しちゃうこともあって、私のことを見てくれず、言うことも聞いてくれず……かなり遊ばれましたね」と笑いを誘っていた。
クランクイン直後の3月11日に東日本大震災が発生。撮影の一時中断を余儀なくされた本作に、七高監督は「苦しみながら、そして悩みながら撮影に臨んだ作品。ただこうしたオリジナルの娯楽作品が、被災された方や元気をなくした日本に勇気を与えられると信じている。まだ編集の段階ですが、むちゃくちゃ面白いです」と早くも自信のアピール。また、原案を手がける小森陽一(『海猿』シリーズ、『252 生存者あり』)は、2004年に起こった新潟県中越地震の報道で、警備犬の存在を知ったといい、再び大地震が起こったタイミングでの本作製作に神妙な面持ちだった。会見後には、市原と相棒のシロ(オスのジャーマン・シャパード)が“親和”と呼ばれるスキンシップを披露し、絆を深さをアピールした。
『DOG×POLICE 純白の絆』
10月1日(土)から全国ロードショー
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